ランニングイベント参加で質の高い練習を導入
自己流の練習でひざを痛、長いブランクを経て、コロナ禍にランニングを再開した星子彩美さん(42歳)。
昨年13年ぶりに出場した東京マラソンを5時間14分42秒で走り切りました。
「でも、せっかくマラソンに出るならかっこいいタイムで走りたい!」
そう思いたち、東京マラソンの翌月から「アシックスラン東京丸の内」で開催されるランニングイベントに定期的に参加するようになりました。
週2回はイベントに参加し、ペース走、ビルドアップ走、ミドルやロングのインターバル走、LSDなどバラエティに富んだトレーニングを行うように。
さらに週2,3回、ジョグ中心の個人練習を行い、月間150~200km前後走りました。
こうして臨んだ今年2月の大阪マラソンでは、4時間2分44秒とサブ4目前のベスト記録を出すことができました。
1年弱で、実に1時間10分以上記録を更新したことになります。
「イベントに参加して、コーチや先輩ランナーのアドバイスをいただきながら、自然と頑張れる環境に身を置けたこと、ケガのないように練習メニューを組めたことが大きかったです」(星子さん)
筋持久力とペースコントロールが課題
12月の「Challenge 4」で確実にサブ4を達成するには・・・
レース後半、ペースが落ちないための筋持久力をつけること。
そして本番では、ペースコントロールをうまく行うこと。
この2点が重要と星子さんは考えています。
計算上キロ5分40秒ペースで走り抜けば、サブ4は達成できますが、レースでは給水・給食でロスもあるため、キロ5分20秒~30秒の一定ペースできつくないと思える状態にもっていくのが当座の目標。
練習では短い距離(5~10km)ならキロ4~5分台、ロング走(20km以上)だとキロ5~6分台というように、スピードに幅をもたせてトレーニングしています。
スタート位置が5時間超の記録をもとに決められた大阪マラソンでは、後方からのスタートだったため、序盤ゆっくりペースになってしまいました。
今年のレースは大阪マラソンの記録をもとにスタート位置が決まるため、序盤から目標ペースで走り出せるはず。
うまくペースコントロールして「欲をいえば3時間45分切りを目指したいと思っています」(星子さん)
※星子さんのその後のトレーニングの様子などを続編として紹介していきます!
<プロフィール>
星子 彩美さん(42歳)
東京在住。IT企業につとめる会社員。
「東京のど真ん中を走りたい!」と、2010年の東京マラソンにエントリーしてみたら当選。
これがレースデビューで5時間21分25秒(ネットタイム)で完走。
ところがその後、ひざを痛めてしまい長い長いブランクに。
コロナ禍の運動不足対策でランニングを再開し、2023年東京マラソンで久しぶりにレース復帰。
・東京マラソン(2023年)5時間14分42秒(ネットタイム)
・富山マラソン(2023年)4時間21分11秒(ネットタイム)
・大阪マラソン(2024年)4時間2分44秒(ネットタイム)
12月の「Challenge 4」では3時間45分切りを目指します。