コラム

【香取由貴さん】目標タイムを達成するには、ペーサーをうまく利用することも大事!

2024年7月24日


 

スピード練習導入で走力アップ!

2017年東京マラソンで初サブ4を達成した香取由貴さん(42歳)。
ところが翌年の東京マラソン、板橋シティマラソンなどに出場するもサブ4できず・・・。
そうこうするうちコロナ禍で軒並み大会が中止となり、サブ4はどんどん遠のくばかりでした。
 
そんな香取さん、昨年「Challenge 4 Tokyo」で6年ぶりにやっと目標を達成!
勝因のひとつは、都内で開催される練習会イベントに参加し、スピード練習を取り入れたこと。
ジョグやペース走しかしたことのない香取さんにとって、インターバルやビルドアップなど、それまで走ったことないハイスピードの練習は、着実に走力を上げてくれました。
そしてもうひとつサブ4に貢献してくれたのは、大会当日ペーサーをうまく活用できたことでした。
 

ペーサーにうまくついていく作戦!

ペーサーがいなかったらサブ4できなかったかも」
そう思うほど、昨年の「Challenge 4」では、落ちそうになるたびサブ4のペーサーが鼓舞してくれ、なんとか食らいついていけたと言います。
 
ペーサーの力を知った香取さん、次の水戸黄門漫遊マラソンでも同様の作戦で走ろうと思っていました。
ところが今度はペーサーのそばにランナーが多く、補給時に混乱をきたす可能性があったため、あえて集団の少し前に位置どりしたそう。
この集団に抜かされないよう気を使いながら走り、この時もサブ4に成功、自己ベストを更新しています。
 
「12月のChallenge 4では、3時間50分切りを目標にしています。ギリギリまでペーサーの方についていって達成したいと思います」(香取さん)
 
※香取さんのその後のトレーニングの様子などを続編として紹介していきます!
 

 
<プロフィール>
香取由貴さん(42歳)
東京都在住 会社員
市民ランナーである母親に半ば強制的にエントリーさせられ、2010年東京マラソンで4時間30分を切るタイムでレースデビュー。
このときはろくに練習もせずに出たため、つらすぎて以降ランニングを続けられませんでした。
長いブランクを経て、健康のため再び走り始め、2017年の東京マラソンで初めてサブ4を達成。
その後もフルマラソンに出場するも、思うようにタイムを上げることができず、昨年「Challenge 4 Tokyo」で6年ぶりにサブ4。
「Challenge 4 Tokyo」  3時間58分21秒、
「水戸黄門漫遊マラソン」  3時間53分21秒
「名古屋ウィメンズマラソン」 3時間52分07秒
と、着実にタイムを更新中。
12月の「Challenge 4」では3時間50分切りを目指しています。

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