スピード練習を取り入れて走力が一段階アップ
減量のため20年前に走り始めた湯瀬陽子さん(43歳)。
初めてフルマラソンを走ったのはその8年後。
そして一昨年「ちばアクアラインマラソン」で4時間30分を切り、初めてサブ4を意識するようになりました。
走り始めて実に18年以上たって「サブ4」のためのトレーニングに取り組むことになった湯瀬さん。
中でも最も走力アップに貢献してくれたのが「スピード練習」だったと言います。
「インターバルとかタイムトライアルなどスピードを上げる練習は、ひとりではなかなかできないので、練習会やイベントなどに参加しました」
その効果があって、今年3月の東京マラソンでは3時間57分41秒で見事サブ4を達成。
「ただ東京マラソンでは、コースも天候も最高だった中でできたサブ4です。それがワンチャンスだったわけじゃないことを確かめたくて。Challenge 4では、3時間50分を切りたいと考えています」
フォーム改善や筋力アップなど弱点克服にも取り組む
湯瀬さんは現在も週に1,2回ほど、イベントなどに参加してスピード練習に取り組んでいます。
そんな中で自分の弱点も見えてきたと言います。
「スピードが上がったとき、アゴが上がって腕振りや呼吸にも悪影響が出るということを指摘されて・・・」
ランニングフォームを修正するという課題も見つかりました。
また、アシックスのランニングラボで筋力をしらべてもらったら、腿裏側の筋力が弱いことも判明。
自宅で自重でできる筋トレに取り組んだり、趣味で行っているポールダンスも筋力向上に一役買っているようです。
こうした弱点を克服しつつ、湯瀬さんは「Challenge 4」に向け、少しずつ走行距離を延ばそうとしています。
コンスタントに週40km走ることで月間走行距離を160kmまでもっていくことが直近の目標です。
※湯瀬さんのその後のトレーニングの様子などを続編として紹介していきます!
<プロフィール>
湯瀬陽子さん(43歳)
東京都在住。
税理士事務所を経営する、ふたりのお子さん(中2と小5)のお母さん。
20代前半に減量のために走り始め、2012年に初めてフルマラソンに出場。
4回目のフルマラソン、2024年の東京マラソンでは3時間57分41秒で初めてサブ4を達成。
現在トレーニング量は週3, 4回(月間140~150km)。
うち1,2回はイベントなどに参加。
残りはジョグ中心の個人練習。
現状月間走行距離140~150kmのところ、160kmまで増やしたいと考えています。