コラム

【ボディケア Vol.8】家でできるセルフコンディショニング②

2024年9月26日

前回のセルフコンディショニングでは、ストレッチや可動域を出すようなものをご紹介しました。
(8月1日【ボディケア Vol.4】家で出来るセルフコンディショニング①参照)

今回は、セルフマッサージについてです。
自分でやろうと思っても、どんな感じでやればいいのかわからない、あんまり効かない…と悩んでいる方、自分でやったことが無かった!という方まで様々だと思います。

そもそもマッサージの効果とは?

疲労やストレスが溜まってしまうと、筋肉などの組織が硬くなり、結果的に血流が悪くなります。血流が悪くなると、循環が悪くなり代謝が落ち老廃物も疲労物質も溜まっていき、痛みに繋がってしまいます。ここで生理学の話に繋がるのですが、そちらは今回のコラムから話がズレてしまうので割愛します。ご興味のある方は、アクチンとミオシンなどと調べてみてくださいね。
マッサージは筋肉の癒着を引きはがすことができる手段です。ぜひお家でのケアに加えてみてください。

ポイント

今回は2例あげてポイントをお伝えします。

①足底マッサージ
緑色の矢印にそって骨が並んでいます。このライン辺りを、ボディークリームやオイルを使って指先の方向へ押しながら流すようにマッサージをしていきます。同じ要領でだんだんと、足底全体を行えると理想です。
ボディークリームやオイルをお持ちでない方は、お風呂場で体を洗う時にボディーソープでやってみてください。



②ふくらはぎマッサージ
赤色のラインにそって骨に触れることができます。この骨は押さず、骨の真下から緑色の矢印の方向のように腓腹筋を骨からはがすようなイメージで軽く押してみてください。親指と赤色のラインを平行にし、両手を使用するとやりやすいです。


どちらも筋肉そのもののアプローチに変わりないのですが、より癒着をとりやすく手軽にかつポイントを抑えられる方法なので、応用して他の部位にもマッサージをしてみてください。もちろんやり過ぎには注意で、まずは「痛気持ち良い」程度で行ってみましょう。